Sirusiが取り扱う印鑑の素材について解説します。おすすめの印鑑素材や選び方のポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
印鑑の素材一覧
天然木材
天然木の風合いをそのまま活かした印材で、手触りもよく一本ごとに異なる独特な表情が魅力です。木目が緻密で、しなやかさと硬さのバランスが取れた木材を使用しています。軽量で扱いやすい反面、朱肉の油分を吸収しやすいため、使用後は朱肉を拭き取る必要があります。
- パールウッド
- 天然木材
- エコ
- おすすめ
原材:ツゲ(鹿児島県産/佐賀県加工製造)
薩摩産柘植を厳選してコーティングを施した印材です。うっすらと光沢のあるパール調が特徴の印材で、カラーバリエーションは4色から選択できます。7,000円(税込)〜
- 咲良さくら
- 天然木材
原材:ヤマザクラ(鹿児島県産/大阪府加工製造)
日本人が最も愛してやまない国花である桜。 貴重な山桜の木材を、印材に利用できる部分だけを厳選して使用しています。9,000円(税込)〜
- 大和ゆしぎ
- 天然木材
原材:イスノキ(宮崎県産/大阪府加工製造)
「長寿の木」とされ、日本各地の神社でご神木として祀られているイスノキ。固く丈夫なことから、古来より櫛や家具、木刀などの加工品として活用されています。9,000円(税込)〜
複合強化木材
間伐材に樹脂を組み合わせて強化した印材です。樹脂が含まれるため、表面に艶が出ます。また、無垢の木材の状態よりも非常に丈夫であり、朱肉の油分を吸いにくい特長も併せ持ちます。ただし、押印後は朱肉を拭き取る必要があります。
圧密強化木材
天然木または埋没木を高温・高圧で圧縮し、水分を取り除いて強度と密度を高めた印材です。木の風合いや香りをそのまま残しつつ、非常に高い強度を実現しています。朱肉の油分を吸収しやすい性質があるため、押印後には朱肉を拭き取る必要があります。
人工マテリアル
チタンやカーボンといった非常に強度の高い人工素材を使用した印材です。チタンは耐久性に優れ、半永久的に使用できるほどの強さを持ちます。一方、カーボンは軽量で衝撃に強く、扱いやすさが特長です。これらの素材は捺印の性能が高いだけでなく、朱肉を吸収しないためメンテナンスが容易で非常に利便性の高い印材です。ただし、加工には多くの工程が必要で、他の印材と比べて価格が高くなります。
- ブラックチタン
- 人工マテリアル
- おすすめ
原材:チタン(南アフリカ,他 産/兵庫県,中国加工製造)
JIS規格第二種相当の純チタンにイオンプレーティングという特殊な被膜コーティングを施した印材です。艶のある鏡面仕上げでステータス感のある素材です。14,000円(税込)〜
おすすめの印鑑素材
長く使えるおすすめ印材
印鑑は、朱肉の油分を吸収することで徐々に劣化していきますが、最近はチタンなどの朱肉を吸収しない素材や、吸収を抑える加工が施された印材が登場しています。これらの印材は長持ちしやすく、メンテナンスの手間も少ないです。初めてハンコを購入される方や、買い替えを検討されている方にもおすすめです。
- ブラックチタン
- 人工マテリアル
1000年経っても劣化しない摩耗に強いハンコ。印面はブラックコーティングされていませんが、側面のコーティングは、硬い物でひっかけたり擦ったりすると傷になる可能性がありますので、取り扱いには十分注意してください。
14,000円(税込)〜
環境に優しいおすすめ印材
エコ意識の高まりとともに、印材にも環境に配慮した素材が増えています。廃材や間伐材をリサイクルしたエコ印材は、環境保護に貢献しながら安心して使える商品です。地球の未来のために、自然を大切にするエコ印材もぜひご検討ください。。
- パールウッド
- 天然木材
- エコ
薩摩地方で40年以上育てられたツゲの木を使用し、計画的に伐採された樹木から作られたエコロジカルな印材です。
7,000円(税込)〜
印鑑の素材選びのポイント
良い印材の条件は、「劣化せず、摩耗することなく、鮮明な印影を長く維持できること」です。ポイントは次の通りです。
- 押しやすく鮮明な捺印ができる
- 劣化せず長く使える
- 頑丈で欠けや破損が起こりにくい
これは性能面の話ですが、さらに以下の価値観も重要です。
- 手頃な価格
- ステータスがあり、所有する喜びがある
印材選びの際は、性能と価格・ステータスをバランス良く考慮することをおすすめします。各印材の詳細ページでは、これらのポイントを数値化したレーザーチャートをご覧いただけますので、ぜひご参考ください。