隷書体の印鑑見本や、隷書体の特徴について解説しています。 目次より、確認したい項目を選んでください。
隷書体:個人印鑑のデザイン
フルネームの隷書体 見本
【↓】縦書き
上田さくら
【↓】縦書き
高橋真太郎
【↓】縦書き
佐々木真奈美
【↓】縦書き
張仲景
【↓】縦書き
森一郎
【↓】縦書き
野口英世
【←】右横書き
野口英世
【→】左横書き
野口英世
【↓】縦書き
エドワード
ジェンナー
【→】左横書き
Edward Jenner
苗字の隷書体 見本
【↓】縦書き
高橋
【←】右横書き
高橋
【↓】縦書き
佐々木
【←】右横書き
佐々木
【↓】縦書き
森
【↓】縦書き
野口
【→】左横書き
野口
【←】右横書き
野口
【↓】縦書き
張
名前の隷書体 見本
【↓】縦書き
さくら
【→】左横書き
さくら
【↓】縦書き
エドワード
【→】左横書き
エドワード
【→】左横書き
Edward
【←】右横書き
結衣
隷書体(れいしょたい)とは
隷書体の特徴
- 字面に墨が溜まったよ横に長いバランスで、波打つような筆運びが特徴の書体です。
- 古代文字ではありますが、判読が容易で、読みやすい書体です。
- 隷書体は、八分とも呼ばれます。画の終わりに勢いよくハネる書き方が、左右に八の字のように分かれて見えることに由来します。
隷書体の歴史
隷書体は、現代文字のように見えますが、実は篆書体の次につくられた文字で、二千年以上の歴史を持つ古代文字です。
中国の秦の時代に、始皇帝によって文字が篆書体に統一されました。しかし、篆書体は画数の多い点画のため非常に書きづらく、業務効率を上げるため筆記に特化した文字が作られました。これが、隷書体の起源と考えられています。
隷書体には、「古代中国の役人が獄中で発明した書体で、始皇帝に献上することで許された」という言い伝えもありますが、これは俗説とされています。
篆書体から隷書体への字形の変化は大きく、「氵」や「亻」など部首の変形が起こりました。その一方で、隷書以降の文字は字源を知ることが難しくなったと言われています。
また、隷書体は、逆筆で書かれていたことがわかっています。
隷書体がうまれた当時、紙ではなく木や竹を削って木の板にし、文字を記していました。この木の板を木簡といいます。
木や竹は、木目や繊維が縦に走っているので書きにくいですが、逆筆で書くと筆に弾力が生まれ書きやすくなります。木目に筆を取られないように木簡に書く書き方が、そのまま隷書の筆使いになりました。
身近に使われている隷書体
- 日本円札の千円や壱万円と書かれている文字
- 新聞や本の題字(読売新聞、朝日新聞、書道用辞書など多数)
隷書体の印鑑を作るならSirusiで。
Sirusiはデザイン性のある印鑑が売りの印鑑専門店です。モダンな書体はもちろん、逆筆から生まれた独特の筆運びである「隷書体」も得意としています。
印鑑のデザインを追求するためには、印鑑書体の基礎であり、古い歴史を持つ「篆書体」そして「隷書体」の理解が必須となります。
Sirusiの印鑑は、篆書体や隷書体をはじめとする印鑑書体の専門知識を体得した、長年の印鑑作成経験を持つスタッフによって作られています。また、隷書体の印鑑も、デザインセンスを持つSirusiだからこそ、より厳しい目線でデザイン性に優れた印鑑に仕上げることができます。隷書体のデザインにこだわるなら、Sirusiにおまかせください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。