実印は身分証明に使われるため、偽造されにくく複雑な書体が推奨されることが多いです。ただし、実印は一人につき1本しか登録できませんので、最終的には自分の気持ちに従って、気に入ったものを選ぶのが一番です。
以下に、サンプルや選び方のポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
実印の書体解説
実印書体の統計データ
実印は身分証明に使う印鑑のため、偽造されにくく、デザイン性に凝った書体が選ばれる傾向にあります。
統計では、流線的で複雑なデザインの「吉相体」が最も選ばれています。
作成する彫刻内容ではフルネームを選択される方が半数を超えています。
書体別
吉相体 | 39.6% |
篆書体 | 34.3% |
流篆体 | 20.4% |
隷書体 | 3.2% |
古印体 | 2.5% |
彫刻内容別
フルネーム | 59.6% |
名前のみ | 23.4% |
苗字のみ | 17.0% |
2021年1月~2021年6月までにSirusiで印鑑を作成された方の実印の彫刻内容の割合
(※印グラフィー等のデザイン書体は、上記の統計には含まれていません。)
実印のデザイン書体について
Sirusiでは、通常の印鑑書体だけでなく、モダンなタイポグラフィーを取り入れたデザイン書体でも実印を作成できます。
印グラフィー「野口」サンプル
印グラフィー「森」サンプル
印グラフィー「佐々木」サンプル
印グラフィー「高橋」サンプル
印グラフィー「さくら」サンプル
※ライト印グラフィーは逆彫り(白文)デザインのため実印登録ができません。予めご了承ください。
デザイン実印ラインナップ
※デザイン書体は一部の自治体によっては登録できない場合があります。あらかじめ登録予定の役所に確認をしてください。
実印書体の選び方
実印登録するとき、書体に関するルールは存在しません。どんな字体であっても登録可能です。
以下は書体を選ぶときの判断材料になるよう、各印鑑書体が与えるイメージや、印鑑書体の可読性をまとめました。参考程度にご利用ください。
各実印書体が与える印象
※画像内の彫刻名は「野口」または「野口英世」です
やわらかい・親しみやすい(曲線的)
力強い・インパクトを与える(線が太い)
実印書体の可読性
実印は偽造対策への意識から、読みにくく複雑なデザインでの作成が人気です。
デザイン書体の可読性
※画像内の彫刻名は「野口」または「野口英世」です
※ライト印グラフィーは逆彫り(白文)デザインのため実印登録ができません。予めご了承ください。