銀行印は、一般的に複雑な字体が好まれます。また、文字以外のモチーフ入りの印鑑を許可している銀行も多く、デザイン性のある書体や個性的な印鑑を選ぶ方も増えています。ぜひご自身の好みの書体で作成してみてください。
以下に、サンプルや選び方のポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
銀行印の書体解説
銀行印書体の統計データ
銀行印は自分の財産を管理する大切な印鑑です。
実印と同様に、偽造対策としてデザイン性に凝った書体が選ばれる傾向にあります。
統計では伝統的でフォーマルな「篆書体」が最も選ばれ、僅差で「吉相体」が選ばれています。
銀行印は比較的小さめのサイズに彫刻しますので、彫刻内容は苗字か名前のみで作られる割合が高いです。
(余談ですが、一部を除き、ほとんどの金融機関ではマークやイラスト入りの印鑑、グラフィカルな印鑑登録が可能です。)
書体別
篆書体 | 30.3% |
吉相体 | 28.3% |
流篆体 | 28.0% |
古印体 | 7.9% |
隷書体 | 5.5% |
彫刻内容別
苗字のみ | 49.6% |
名前のみ | 39.6% |
フルネーム | 10.8% |
2021年1月~2021年6月までにSirusiで印鑑を作成された方の銀行印の彫刻内容の割合
(※印グラフィー等のデザイン書体は、上記の統計には含まれていません。)
銀行印のデザイン書体について
Sirusiでは、通常の印鑑書体だけでなく、モダンなタイポグラフィーを取り入れたデザイン書体でも銀行印を作成できます。
印グラフィー「野口」サンプル
印グラフィー「森」サンプル
印グラフィー「佐々木」サンプル
印グラフィー「高橋」サンプル
印グラフィー「さくら」サンプル
デザイン銀行印ラインナップ
※デザイン書体は一部地域の銀行・信用金庫によっては登録できない場合があります。あらかじめ登録予定の金融機関に確認をしてください。
銀行印書体の選び方
銀行印登録するとき、書体に関するルールは存在しません。どんな字体であっても登録可能です。
以下は書体を選ぶときの判断材料になるよう、各印鑑書体が与えるイメージや、印鑑書体の可読性をまとめました。参考程度にご利用ください。
各銀行印書体が与える印象
※画像内の彫刻名は「野口」または「野口英世」です
やわらかい・親しみやすい(曲線的)
力強い・インパクトを与える(線が太い)
銀行印書体の可読性
銀行印は偽造対策への意識から、読みにくく複雑なデザインでの作成が人気です。
デザイン書体の可読性
※画像内の彫刻名は「野口」または「野口英世」です