認印の書体

認印の書体見本

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認印の書体解説

篆書体てんしょたい

おすすめ度

印鑑書体で最も歴史が古くフォーマルな書体。 日本円札に押されている“総裁之印”、“發券局長”が篆書体です。 紀元前の古代文字であることから判読が難しい複雑な文字です。

吉相体きっそうたい

おすすめ度

篆書体をベースに文字と枠が接するように配置し、字画を流線的に八方に末広がりに作る書体。 デザイン性が優れた書体で、作り手の意匠が込められた緻密さが魅力です。

流篆体りゅうてんたい

おすすめ度

篆書体をベースに、現代文字の解釈を加え、しなやかで繊細なイメージの書体。 細く端正な流線と空間を使った字体で構成しており、凛としたデザインとなっています。

古印体こいんたい

おすすめ度

字面に墨が溜まったような表現と、欠けや途切れが特徴の雅やかな味わいのある書体です。 認印が古印体で作られることが多く、一番身近な書体です。

隷書体れいしょたい

おすすめ度

横に長いバランスで、波打つような筆運びが特徴の書体です。 二千年以上の歴史を持つ古代文字で、日本円札の千円や壱万円と書かれている文字が隷書体です。

認印書体の統計データ　

認印の意味は、「確認した」「承認した」といった意味合いがありますので、誰が認印を押したかを判別しやすくする必要があります。またTPOに合わせて作る必要もあるので、統計では丸みがあって読みやすい「古印体」が最も選ばれる書体となっています。作成する彫刻内容ではほとんどの方が苗字のみで作成されています。

書体別

古印体	34.6％
篆書体	28.2％
隷書体	16.8％
流篆体	12.5％
吉相体	7.9％

彫刻内容別

苗字のみ	64.4％
フルネーム	20.4％
名前のみ	15.2％

2021年1月～2021年6月までにSirusiで印鑑を作成された方の認印の彫刻内容の割合
（※印グラフィー等のデザイン書体は、上記の統計には含まれていません。）

人気の認印ラインナップ

認印のデザイン書体について

Sirusiでは、通常の印鑑書体だけでなく、モダンなタイポグラフィーを取り入れたデザイン書体でも認印を作成できます。

デザイン認印ラインナップ

認印書体の選び方

認印は慣習として姓・名のいずれかで作成します。認印には規定がないので、読みやすさを優先するか、個性的なデザインを優先するかは自由です。

以下は書体を選ぶときの判断材料になるよう、各印鑑書体が与えるイメージや、印鑑書体の可読性をまとめました。参考程度にご利用ください。

各認印書体が与える印象

※画像内の彫刻名は「野口」または「野口英世」です

整っている・シャープ（直線的）

篆書体

流篆体

ライン
印グラフィー

タワー
印グラフィー

バッジ
印グラフィー

ライト
印グラフィー

やわらかい・親しみやすい（曲線的）

古印体

流篆体

吉相体

バルーン
印グラフィー

エッグ

力強い・インパクトを与える（線が太い）

隷書体

吉相体

ロール
印グラフィー

ディスク
印グラフィー

メイズ
印グラフィー

レンズ
印グラフィー

ワイド
印グラフィー

エリプス
印モルフィー

ツイスト
印モルフィー

認印書体の可読性

仕事や各種手続き書類等に押印する場合は、読みやすい字体がおすすめです。

デザイン書体の可読性

※画像内の彫刻名は「野口」または「野口英世」です

認印作成時に合わせて読みたいお役立ちコンテンツ

印鑑の彫刻名はフルネーム？苗字？名前？

印鑑の向きは縦書き？横書き？

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